僕と会社とPerfumeと ときどき いや 結構モノノフ日記

ふわふわ系のぉ~ サラリーマンがぁ~ 主にぃ~ Perfumeとぉ ももクロにについてぇ 書いてるブログ っていうかぁ・・・わかんにゃいっ

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

レーザービームなカオリ 最終章

最初から読んでやってもよくってよ!というツンデレでお暇な方はこちらからどうぞo(´▽`*)/

レーザービームなカオリ のっち編
レーザービームなカオリ かしゆか編
レーザービームなカオリ あ~ちゃん編
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その1
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その2
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その3
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その4
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その5
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その6



あ~ちゃんが指したのは建物の入口の方だった。

「うわぁ、なんか美味しそうな匂いがするぅ~」
カレーに目が無いのっちがはしゃぐ。

「お腹しゅいたぁ~。白ごはんに熱々カレーをかけて食べたいっ!」
炭水化物(主に白ご飯)を心から愛するかしゆかが更にはしゃぐ。

「じゃ、入るね」
はしゃぐ2人とは対照的にあ~ちゃんは冷静だった。
この選択は間違っていない。。。湧き上がる自信。それは既に確信へと変わっていた。

カレーかぁ。にんじん、たまねぎ、じゃがいも~♪ 頭の片隅でどっかで聴いたことのある曲が流れる・・・
この歌、なんだっけ?まぁいっか。もうすぐ解りそうな気がするから。

答えはまだ判らないが、彼女の頭の中で何かがいろいろ繋がっていくのを感じる。
もう少し・・・。あとちょっとで全てが繋がるような気がする・・・
漠然としてはいるが、この感覚が彼女の背中を押していた。


自分の記憶の扉を開けるかのように、倉庫の扉を開いた。

中は、ぼんやりとした明るさだった。高い天井の近く、かなり上のほうにある高い窓から若干日の光は入るものの、窓の数が少ないせいか、結構薄暗い。しかし、光源はそこではなく、倉庫の奥に不似合いなブースのような部屋が有り、そこに点いている明かりだった。

「なんじゃろ、あれ・・・」
「わからん・・・」
「とりあえず、行ってみよう」
3人はブースに近づいた。

ブースの中には机と椅子が1セット。
机の上にはPCが1台、電源がついたまま置かれてあった。

「あたしにやらせて」
あ~ちゃんが先頭をかしゆかに譲り、椅子に座らせる。
3人の中で一番PCに詳しいのがかしゆかなので、のっちも異存は無かった。
かしゆかを両脇から挟みこむように、右にのっち、左にあ~ちゃんがモニタを覗き込んだ。

モニタには四角が3つ並んでおり、その下に "password"と書かれてあった。
どうやらアルファベットを入力するようだ。

「何これ、パスワード入れろって・・・」
かしゆかが珍しく困ったような表情で、二人を見つめた。
「うーん、パスワードゆうてもねぇ・・・」
あ~ちゃんも皆目見当がつかないようだ。
「とりあえず、片っ端からいろいろ入れてみたら?」
のっちの提案を試してみることにした。

-15分後-

「はぁ・・・、何入れてもダメだ・・・」
可能性のある3文字を片っ端から入力してみた。
3人の頭文字や、血液型。PC、机、椅子のメーカー名。
入力する度に、画面には大きな×の文字が表示された。

「もう何入力していいかわからん・・・」

3人の間に諦めムードが漂った。
かしゆかも煮詰まったらしく、気分転換よろしく適当に言葉を並べ、それに合わせてキーを叩き始めた。

「のっちは 味 オンチ」 N A O → × ブー

「あ~ちゃん 足首 細い」 A A H → × ブー

「タム いつも かわいい」 T I K → × ブー

「あたしにもやらせて~」
楽しそうにキーを叩くかしゆかを見て、のっちが乗ってきた。

「えーっと、あ~ちゃん・・・  Aっと(ぽちっ)

えーっと・・・えとえと・・・ 何にしようかなぁ・・・
うーん、悩むなぁ、いっぱいあり過ぎて・・・えへへ・・・( ̄▽ ̄)

"TIME OVER" ブー

ブザーと共に画面に文字が出た。

「あちゃ~(´・ω・`)」
まさかの展開。途端にのっちの眉が八の字になった。

「のっち、何しとん(笑)」
あ~ちゃんがお腹を抱えながら笑っていた。

「もう・・・、じゃけん パッと 入力せんと~」
苦笑いしながらそう呟いたかしゆかだったが、ついつい先程からの癖で手が動いてしまった。

J P N

ぴんぽーん♪

正解音が鳴り響く

「えっ?」
画面が一瞬赤になった後、緑に変わった。そして動画の再生ソフトが現われる。
呆気にとられている3人を尻目に動画ソフトはさくさくと動き、勝手に再生が始まった。
画面には3人の人影が映っていた。


場所は何処だろう・・・鏡が張ってある。
フィットネスクラブのスタジオのような感じ。
ダンスを練習している3人の少女。
紛れもなく10年くらい前の3人だった。

「こ、これ、何なん・・・?」
突如映し出された映像に昔の自分が映っている。
かしゆかはその状況をうまく受け入れることが出来ず、ほとんど言葉が出なかった。

いつしか辺りは真っ暗になっていた。夜になったのだろうか、外からの日の光も全く入らなくなってしまったようだ。モニタの光だけが、暗闇の中、それを覗き込む3人の顔を煌々と照らし出していた。
しかし、モニタに映し出される映像に集中している3人は、そんな周りの状況に全く気がつかなかった。

(なんで踊ってるんだろ。ダンスの練習なんかしたことあったっけ?)
のっちは画面の中で華麗にステップを踏む昔の自分を不思議な気持ちで見つめていた。

揃いの衣装を着て、ステージでパフォーマンスする3人。

(学芸会かな?それにしてはステージに3人しかおらんし。学校も違うし。)
(お客さんもあんまりおらん・・・)

黒くて太ももまでスリットが入った不思議な服で歌い踊る3人
(なんでこんな変な格好しとるんじゃろ)
(リニアモーター?何、それ・・・)

一転して白の衣装で踊る3人。なんだか、さっきの黒い服よりもシンプルで3人の素に近い感じだ。
次の曲は、また黒い服の時のような近未来な感じに戻った。曲はかなりカッコ良かった。
その後もなんか聴いたことがあるような懐かしくて心地良い曲が続き、不思議な感覚が3人を包み込む。

カラフルな衣装を着て鏡張りの中で歌って踊る3人。
中毒性のあるメロディーにフレーズ、いや、それよりも身体が勝手に動き出すこの感じ。やっぱりこの曲知ってる。気がつくと3人共同じように肩をゆすっていた。

「ねぇ・・・」
この曲どっかで聴いたことあるよね?とのっちが話しかけようとした瞬間、違う歌が始まった。
あぁ・・・目の前に光り輝いた玉が私達の手の中に下りてくる感じ。知ってる、この曲知ってる。とても大事な曲。。。
3人の意識が次第に混濁し、一つに統合されるような不思議な感覚に包まれていく。別に嫌な気分じゃない。寧ろ安心する感じ。一つの意識だけど共有しているという矛盾した気持ち良さ。

それと同時に、モニタにはいろいろな映像が流れ始めた。

CMに出ている三人。武道館で歌っている三人。

テレビに出ている三人。野外フェスに出演している三人。

東京ドームで歌う三人。

マカオ、ハリウッドを歩く三人。

スパイの格好をした三人(!! あぁ・・・)

草原をはしゃぎながら走る3人 (繋がった・・・)

歌が聴こえてきた
「ねぇ、ふわっと香る 秘密の恋に・・・」
そうそう、こんな曲を歌ってみたかったんだ。。。
嬉しかったんだ、こんな曲を作ってもらえたことが。

そして大勢の人達が自分達のダンスを踊っている映像が流れる。老若男女、外国の人までもが踊っていた。

キラキラの夢の中で 僕たちは約束をしたね

その日がいつか来るまで 泣かないよ 思い出すよキミを

ダンスコンテスト。こんなに多くの人が自分達の歌で踊っているなんて・・・

そっか・・・

私達は「現実には存在しないもうひとつの世界」つまり、女性3人組テクノポップユニットPerfumeが存在しない世界にいたんだ・・・

このモニタに映し出されているのが、現実なんだね。

アタッシュケース
突然、画面に白いアタッシュケースが現れた

あ、これは・・・ 白いスーツの人の・・・

ケースについているダイヤルロックが勝手に回り始める

1・・・1・・3・・・0
「1130」4つの数字が揃った瞬間、カチリと音がしてスーツケースが開いた。

中から現れたのは

見覚えのあるCDだった


「そういうことか!」
のっちは思わず呟いた。。。
が、それが寝言であったことに気づく。移動車の中、ついついうたた寝していたらしい。
気がつくと、かしゆかとあ~ちゃんがこっちを見つめていた。
お互いに、不思議そうな顔でしばらく何か言いた気に見つめあっていた。。。
どれくらい経っただろう。

不意にあ~ちゃんが微笑んだ。
そして、その笑顔で気付いた。

同じ夢を見ていたんだと。

「なんでじゃろうねぇ、こんな夢見たんは」あ~ちゃんが首を傾げる

「きっとこれが出るまでに、いろいろなことがあったからじゃないかな」かしゆかが答える

「何せ2年4ヶ月ぶりだもんね」のっちが笑う

「ほじゃね、うちらが一番待っとったからね(笑)でも、だからこそ一人でも多くの人に聴いてもらいたいし、そして感じてもらいたいね。

このアルバムに込めた私達の想いを」

あ~ちゃんは、今日発売のCDを見つめながら呟いた。
JPN-2

JPN-3



最後まで読んでくれた方、ありがとうございましたm(_ _)m
スポンサーサイト

| Perfume妄想 | 01:25 | comments:20 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

レーザービームなカオリ 3人合わせて編その6

最初から読みたい方はこちらからどうぞ

レーザービームなカオリ のっち編
レーザービームなカオリ かしゆか編
レーザービームなカオリ あ~ちゃん編
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その1
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その2
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その3
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その4
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その5


「ここにいつまでいてもしょうがないし・・・。あ、そう言えば任務の遂行・・・、いやそれよりもここが何処であるかもわかんないし。まずはどうしたら元の場所に帰れるかを考えなきゃ・・・。やー、考えることいっぱいでわけわからんわぁ・・・」

あ~ちゃんは考えていた。
バラバラになった三人がようやく一緒になった喜びもそこそこに、どうやったら元の場所に戻れるかを。

しかし、よくよく考えてみると、都心にあったビルの扉からいきなりこんな自然豊かな場所に来るなんてどう考えてもおかしい・・・。服も変わってるし。。。一緒にいた3人がいきなりバラバラに離れたところにいたし、、、やはり、これは夢なんじゃないか?
そうだ、そうに違いない。あ~ちゃんが自分の頬をつねろうと思ったその時、

その頬を風が撫でた。

気持ちいい・・・。煮詰まった自分の頭を冷ますかのような爽やかな風だった。自然が豊かなせいか、澄み切った空気が美味しくて気持ち良い。
休暇だったらこの雰囲気を心から楽しめたはずなのに。
しかし、眼前に広がるのはさっきまでのっちと一緒にいた洋館と、草原、林、雄大な山々、澄み切った空だけであり、3人の他は人の気配すらない。

(とりあえず、もうちょっと歩いてみるしかないかな・・・、・・・ ん!!)

草原の左手にある林のような場所に、ゲートのようなものが見えた。その横に立っているのは・・・

whiteman.png
白いスーツの男だ!
間違いない!まだ繋がってる、大丈夫。
完全に消えかけていた線が突如繋がったことに興奮したあ~ちゃんは、その興奮を隠そうともせずに二人に向かって話しかけようと振り返った。

「ねぇねぇ!あっちのほうにしろ・・・?

え・・・?

目の前の光景にあ~ちゃんは、思わず苦笑いをした。

のっちは、そこら辺に生えているつくしを見つけて遊んでいたし、
かしゆかは、のっちとあ~ちゃんが洋館でで見つけたクッキーをもらって、一心不乱に食べていた。

「あんたら、平和じゃね・・・」

あ~ちゃんはそう言いつつも、いつもと変わらない二人ののん気さを目の当たりにして心の奥がじわ~っと温かくなるのを感じた。そして、自分が焦りすぎていたことを認識した。(やっぱり、うちらは3人1組じゃわ、私なんで一人で焦ってたんだろ・・・。焦ったところで何にもならんし^^;)

二人に今見たゲートと白い男のの話をすると、早速二人から賞賛の声が浴びせられた。
「さすが!」
「やっぱ、あ~ちゃんだな」
「だなっ!」



「!!」
(まただ、この既視感・・・ どっかで聞いたことがある?どこか違うような気もするけど、でも聞いたことがあるような・・・)
「あ~ちゃん、どしたん?」
気がつくと心配そうな表情をしたのっちが顔を覗き込んでいた。
「な、なんでもない。ごめんね、大丈夫よ」
「そっか・・・、じゃ、行こっか!白い男を捕まえに!!」
「白い男って、色白の男みたいに言わんの(笑)」

のっちとあ~ちゃんがいつものように掛け合い漫才をやってるのを、かしゆかは怪訝な顔で見つめていた。
(ナンだろ?さっきから「いや、かしゆかだなっ!」って声が頭の中でループしてるんだけど、どっかで聞いたことあるようなないような・・・、うーん、なんかハッキリしなくてキモチワリュイ・・・)
しかし、あ~ちゃんとのっちの背中を追って歩いているうちに、頭の中はいつしか『クッキーもいいけど、やっぱり白ご飯が食べたいなぁ』と変わっていた。


目指してきたゲートは、近づいてみると意外なほどにこじんまりしたものだった。

しかし、それは1つではなかった。あ~ちゃんが見つけたゲートは、林にに隣接している倉庫のような大きな建物のの入り口に設置されていた。10年くらい経っているだろうか、鉄製のゲートは色も剥がれ落ちて、どことなく寂しげな印象を与えている。恐らく倉庫と思われる建物も同じくらいの年月を経ているであろう。

そして、もう一つのゲートは林の入り口にある遊歩道の入り口となっていた。ゲートに設置されている木の看板にはなにか文字が書いているが、木そのものが朽ちているせいか最後の「道」という字しか読めなかった。恐らく「遊歩道」とでも書いてあったのだろう。

「ねぇ、白い男おらんね」半ば予想していたが、実際に現実として目の前に突きつけられるとやはりガッカリしてしまう。
あ~ちゃんは、二人にはそんな様子を見せないように、わざとつっけんどんに返した。
「そりゃ、そうよ。いつまでも白い男さんも待っとらんでしょ~」
「じゃあさ、もしかして、この中に入って行ったのかな?」
倉庫のような建物の入り口をかしゆかが指差した。

建物の入り口は鉄製の引き戸となっていたが、鍵らしきものはついていなかった。
そして誰かがついさっき入ったかのように引き戸が締まりきっておらず、その隙間からはぼんやりした明かりが漏れていた。いかにも誰かが入っていった後のような気配が漂う。

「ねぇねぇ、じゃあこっちは?」
のっちが指差したのは、林の遊歩道に続く道の入り口だった。

二人の視線がこちらに向いているのを感じる。
あ~ちゃんは選択を迫られていた。

(どうしよう・・・。どっちを選べばいい?)

考えれば考えるほど、悩めば悩むほど、どっちにしていいか判らなくなる。

「あ~もう、どっちでもいいわ!」 あ~ちゃんが煮詰まってそう叫びそうになったその時、

(ん?このカオリは・・・?)

「ねぇ、なんかカレーみたいな匂いしない?
あ~ちゃんは、じっとこっちを見つめている二人に尋ねた。
「あ、ホントだ。。カレーに使うスパイスのような・・・。クミンかな?」
のっちが返す。

「カレー♪カレー♪白いご飯とカレーが食べたいっ♪」
自ら「カレーが食べたいダンス」と名づけたダンスを踊るかしゆかを見ながら、あ~ちゃんは決心した。

「こっちよ、こっちに行こう!」

あ~ちゃんが指差したのは、スパイスのカオリがする方だった。



レーザービームなカオリ 完結編へ続く

| Perfume妄想 | 18:08 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Perfumeダンス講座

「あちゃ~( ´△`)」
一週間ほど前に受診した健康診断の結果を見て、思わずため息が漏れた。
並んでいるのはDとEばかりのアルファベット。
以前からかなり怪しかったのだが、遂に「再検査」という文字が出やがった・・・。
明日、有休使おうかな。嫌なことは先に片付けてしまったほうがいいし。。。

「運動したほうがいいね、というよりしないとマズイね( ̄∇ ̄)」

結局医者に言われた言葉に従い、私はスポーツジムに通うことにした。なんでも有酸素運動が必要だとか。。。
最初の頃はランニングマシーンで黙々と走っていたが、どうも自分とガチで向き合ってひたすら走るというのが苦手だということに気がついたのは、始めてから一週間後だった。
こういうのよりは、スタジオでエアロビとかしてたほうがいいんじゃないか?そう思い、見学してみたエアロビ中級コースだったが、受講者が女性ばかりで自分のようなオッサンは一人もいなかった。しかも、かなりハードそう。やはり黙々と走るしかないのか・・・
そう思いながらぼんやりと目を通していたカリキュラム一覧の下の方に、なんだか見慣れた文字が・・・

新講座「Perfumeダンストレーニング」(定員9人)

Perfumeのダンスをマスター出来ちゃう上に、運動量も豊富。夢中になること間違いなし!
講師:Mekeko 注意 通常のレッスンと違って1レッスンは2時間です。ご了承の上、お申し込みください。


うゎ・・・、なんて自分にぴったりなレッスンなんだろう(笑)
Perfumeにハマって数年。Perfumeを踊って運動不足解消だなんて、そんなうまい話があっていいものだろうか。いや、でも、そんなことを考えている場合じゃない!とりあえず申し込まなければ。。。

「はい、では明日20時からレッスン開始します。服装はジャージとか動きやすい服装で結構ですよ。あ、○○さーん、Perfumeダンストレーニング、定員に達したんで締め切っておいて~」
どうやら自分が最後らしい。危なかった。やはり早めに申し込んでおいて良かった。

翌日、F-C-2スタジオに入ると既にやる気満々の・・・   オジサン達が揃っていた。。。

皆、今日が初対面のはずなのに何故か既に打ち解けているような、そんな柔らかい雰囲気が漂っていた。
スタジオ内にはオレンジ、水色、ピンク、緑、黒、白、様々な色のTシャツが見えるが、共通しているのは全てPerfumeTシャツということだ。勿論タオルも、どこかで見た事のあるものばかり(笑)自分と同じトゥワータオルを持っている人が近づいて来て声を掛けた。
「きもわしゅなといいます!最高を求めて終わりの無い旅を続けましょう!」
爽やかにそう言って握手を交わした。「よ、よろしくお願いします」呆気にとられながらもそう言った時に、誰かがスタジオに入ってきた。

「こんばんはー、初めまして~。インストラクターのMekekoです。よろしくね。」
そう言ったショートカットの女性は、ホンモノに見えた。偽名使ってるとか?まさかね・・・

俄然テンションの上がるオジサン達。
勿論、自分もだ。

入念なストレッチの後、いよいよダンスレッスンが始まった。

「今日は初日ということで、『チョコレイト・ディスコ』をやります」

「うぉ~!!」

既にテンションはPerfumeライブのようにMAXだった。

しかし、レッスンは厳しかった。
自分が思ってた振りと実際の振りの違いをMekeko先生は見逃さず、その場ですぐに修正された。
もはや、それはお気楽なスタジオエクササイズなどではなく、真剣なプロの現場にいるような指導であった。
しかし、そんな厳しいレッスンに音を上げるオジサンは誰一人としていなかった。いやむしろ、恍惚の表情すら見せ、明らかに喜んでいるようだった。「キモイ・・・」 にやけている自分を棚に上げて、思わず呟いた。

振りの指導が一通り終わると今度は3人一組になって、通しでフォーメーションや振りを合わせる練習となった。
明らか1時間以上経っている気がするのだが、全く疲れないし、終わる気配も無い。いや、むしろこんなに楽しいレッスンなら、あと3時間くらい平気な気すらしてくる。
ただランニングするだけなら30分でウンザリするのに、Perfumeのダンスは楽しくてしょうがない。ランナーズ・ハイならぬPerfumer's・ハイとでもいうのだろうか。

「じゃあ、最後にみんなで踊りましょう!」
Mekeko先生のその声にハッと我に返る。既に来ていた緑のLSGはびしょびしょに濡れており、レッスンの激しさを物語っていた。そのレッスンの激しさに比例するかのようにテンションが上がったスタジオ内は、最後の仕上げに向けて更にテンションが上がっていた。

「じゃ、雰囲気出していきまーす」
Mekeko先生はそう言うとスタジオの照明を消した。辺りは真っ暗になったが、テンションの上がったオジサン達(自分も含めてだが)はそれに動じることなく最後の通しのダンスに神経を集中させていた。

イントロが鳴り響く

「ちょこれいと・・・

クルクル回って正面を向いた自分が見たのは、さっきまでMekeko先生がいた位置で自分と同じポーズで踊っている3人の女性だった。。。っていうか、Perfume本人だった・・・

「(*´∪`*)ハニャ~ン」
どっかからそんな叫び声が聞こえた気がしたが、オジサン達は踊り続けた。目の前にいる本家本元に合わせて。
「た、楽しい・・・。楽し過ぎる・・・」
何かに憑かれたように踊るオジサン達。さっきまでのレッスンの成果を存分に発揮して踊っているオジサン達を目の前にして、彼女達は満足そうに微笑んでいた。その微笑でオジサン達は更に舞い上がった。そして曲が終わりに近づく。
♪チョコレイト・ディスコ♪
振り上げた右手、突き出した指。スタジオの全員がポーズを決めた。


ゴンッ


「痛てっ」
そこはスタジオではなく、ベッドの中だった。
振り上げた右手はベッドの上にしたたかにぶつけたようで、まだ痺れるように痛んでいた。
「やっぱり・・・か」
自嘲気味にそう呟いたが、何故か顔はニヤけている。
そりゃそうだ、こんな楽しい夢を見たんだから。また見たいなぁ(* ̄∇ ̄*)

chocolate_disco.jpg

どっか、こういうレッスンやってくれないですかねぇ。。。

| Perfume妄想 | 00:37 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

レーザービームなカオリ 3人合わせて編その5

最初から読みたい方はこちら
レーザービームなカオリ のっち編
レーザービームなカオリ かしゆか編
レーザービームなカオリ あ~ちゃん編
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その1
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その2
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その3
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その4



「あれ?かっしー?のっち?・・・。おかしいなぁ、いつの間一人になったんじゃろ?」

あ~ちゃんは周りを見回した。
確かビルの一室のドアを開けたはずだったのに・・・(なんで外なの?)
夜のはずだったのに・・・(なんで日が高いの?)
黒い服を着ていたのに・・・(なんで白い服着てるの?)
のっちとかしゆかと一緒だったのに・・・(一緒にドアをくぐったのになんで一人なの?)

いろいろな疑問が頭をよぎったが、どの疑問についてもうまく思考をまとめることが出来なかった。
あっさりと考えるのを諦めて、改めて周りの風景を眺めた。

彼女のその吸い込まれそうなほど澄んだ目に映ったのは、同じくらい柔らかく澄んだ青い空と眩しいくらいの緑の草原、そしてその奥に見える大きな山、異国情緒が感じられる建物であった。

「とりあえず、二人を探すか・・・」
今は一人だが、なんとなくあの二人もこの場所にいるのは判っていた。
そのうち3人集まることが出来る。でも、その後は?

「どうしたらいいんじゃろ・・・」

思わず呟いた。あれから夜が明けたのであれば、今日は土曜日。幼稚園はお休みなので、なんとか無断欠勤という最悪の事態は免れた。ただ、この場所が何処であるかすらも解らない現在、そう思うのは当然だった。
解らないことだらけ・・・、でも安心できる・・・

「!!」

全身に鳥肌が立った。
なんじゃろ?また、この感覚。どっかで聴いたことがあるような、懐かしい不思議な感覚。上手く言えないけど、例えて言うとしたら前世で聴いたことがあるような・・・

気がつくとレトロな感じの洋館が目の前にあった。
なんだか暖かい飲み物が欲しくなったのは、中から微かに香る紅茶の匂いのせいだろうか。
「おじゃましま~す」
全く躊躇することなく声を掛けて踏み入れた洋館は、何故か気分が落ち着いた。
奥の部屋に白く見えたのは、人影だろうか。

「のっちだ♪」

見つけた嬉しさで今すぐに駆け出したかったが、逸る気持ちをを抑えてゆっくりとのっちに近づいた。陰から声を掛けて脅かしてやろうと思ったからだ。

「ふんふんふーん♪」

そんなあ~ちゃんの企みを露知らず、のっちは鼻歌を歌っている。なんだか気分が乗っているようだ。
こんな状況で??相変わらずよくわかんなくて面白いわぁ。知らず知らずのうちにニヤニヤしてしている自分に気がついた。

そんな時だった。のっちがバレリーナよろしくターンを決めて、髪を横にかきあげた。
微かなのっち1

「ぶ、ぷぷぷふっふっふふ、ふははははは、はぁ~おかしぃ」

「あ、あ~ちゃん・・・(///∇///)」
笑いをこらえられなかったあ~ちゃんは、たががはずれたかのように笑い転げている。
のっちはそんなあ~ちゃんを見て、再会出来た嬉しさと同時に恥ずかしさが込み上げてきた。
「い、いつの間におったん?」
あ~ちゃんはまだ笑いが収まらないらしく、手でちょっと待ってと合図した。笑いがようやく収まって普通に話し始めたのはその数分後だった。

のっちとも再会出来たし、温かいジンジャーティーにもありつけたあ~ちゃんは上機嫌だった。
「あとはかしゆかを探さなくちゃ」
「うん!!早く探しに行こ!」

二人がお腹が空いてしゃがみこんで動けなくなっていたかしゆかを見つけたのは、それから10分後だった。。。

微かなゆかちゃん1

レーザービームなカオリ 3人合わせて編その6へ続く(ひっそりと)

| Perfume妄想 | 00:36 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

レーザービームなカオリ 3人合わせて編その4

最初から読みたい方はこちら
レーザービームなカオリ のっち編
レーザービームなカオリ かしゆか編
レーザービームなカオリ あ~ちゃん編
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その1
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その2
レーザービームなカオリ 3人合わせて編その3

前回までのあらすじ

3人組女性スパイユニット「Perfume」は、ある設計図の入手というミッションを遂行する為に、ナカタ・コーポレーションに潜入する。
新兵器レーザービームを駆使して、ようやく設計図を持つ白いスーツの男を追い詰めた3人。しかし、白いスーツの男は不思議な微笑を残して、ドアの向こうへ消えてしまう。一時は過去のトラウマから後を追うことを躊躇った3人だが、微かなカオリに導かれて後を追う決心をするのだった。


ドアの向こうにみえたのは・・・

もう一つのドアだった。。。

正確に言うと、そのドアは廊下にの奥にあった。ちょっとレトロな感じの洋館の廊下。もう一つのドアは、廊下から別の部屋に入る為のドアだった。

「ど、何処、ここ・・・」
のっちは思わず呟いた。
無理も無い。さっきまでの近代的なビルの中にあるドアを開けた途端、レトロ感たっぷりの家だったなんて、今時中学生の書くSFでももう少しリアリティがあるはずだ。

自分が見た光景が信じられなくて、のっちは振り向いた。たとえ自分には幻が見ているとしても、かしゆかとあ~ちゃんなら、きっと大丈夫なはず。二人には何が見えているか聞いてみよう。

しかし、そこに2人の姿は無かった。
2人の姿の代わりに、さっき通ってきたドアがあった。

「え?マジ?」
後からついて来たはずだと思ったのだが、気のせいだったんだろうか。。。
しかも、自分でドアを閉めたっけ?
きちんと閉まってあるドアに違和感を感じた。

のっちは急に不安が押し寄せて、ドアノブに飛びついて回してみた。

ガチャ ガチャガチャ!

「やっぱり・・・」

ドアノブは回ったが、ドアもびくともしなかった。
予想していたとは言え、実際に現実を目の当たりにするとショックだった。
今のところ向こうの世界に戻る唯一の道が閉ざされた。もう戻れないのだろうか・・・?

ただ、のっちは感じていた。あ~ちゃんとかしゆかはこっちの世界に来ている。理由なんてわからない。ただそう感じるのだ。10年も一緒にやってれば、そういうことは案外わかるものだ。

「とりあえず、2人を探すか~」
自分を奮い立たせる為に、わざと大きく声に出してみた。
その声は無機質な洋館の空気を震わせ、生気を吹き込んだように見えた。気のせいか雰囲気が柔らかくなったような気がする。それにつられてか、なんだか元気が出たような気がした。

のっちは更にカラ元気を発揮して、鼻歌を歌いながら家の中の探索を始めた。
探索しているうちに、さっきまでの不安な気分はいつの間にか消えていた。むしろ心躍るような楽しい気持ちにすらなっていた。何故だろう?そのせいか、ちょうど目の前に鏡があった時に、思わずバレエのターンをしてしまった。そしてその後にショートカットの髪の毛をふわっと手で持ち上げてみたりすらした。そんなベタなことなんて、一度もやったことが無かったのに。。。

微かなのっち1

それから彼女はまだ気付いていない。

着ている服が、さっきまでの黒から白に変わっていることを・・・


「のっち?」
「あ~ちゃん?」

かしゆかは、そう呼びながら辺りを見回した。
気がついたら、一人きりで外に出ていた。見たことの無い風景。でも何故か懐かしい感じ。陽射しは暖かかったが、空気が澄んでいてちょっと肌寒かった。
そして、更に不思議だったのは、さっきまで黒い服を着ていたのに、いつの間にか白い服に着替えていたことだ。

「おかしいな・・・?そんなにぼんやりしていたつもりはなかったのに・・・。」
この状況をどう考えたら良いのだろう。
敵の罠にハマって睡眠薬で眠らされてここに連れてこられたとか・・・
いやいや、その割に意識はハッキリしてるし、眠らされた感が全く無い。睡眠薬で眠らされたのなら少しは頭痛がするはずだ。他には・・・
ナカタコーポレーションで開発していたものが、瞬間移動させる装置とか? 
いやいや、そんなSF小説じゃあるまいし。かしゆかは有り得ない考えを首を振って打ち消した。

首を振った視線の先に見えたのは、ちょっと高くなっている台のようなところだった。
「よし、あれに登ったらちょっとは周りを見通せるかも」
一体何の為に作られたものかは全く解らないが、所々に錆が浮いていて、古そうな感じだった。かしゆかは崩れないか慎重に体重を乗せ、ゆっくりとその上に立ってみた。
しかし、二人の姿は見えなかった。人影どころか生き物すらいる気配が無い。
ガッカリしたかしゆかは、その場にしゃがみこんだ。

微かなゆかちゃん1

「お腹空いたなぁ・・・アィス食べたいなぁ」

そう呟いて見上げた空は高かった。



レーザービームなカオリ3人合わせて編その5に続く



| Perfume妄想 | 23:57 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。